「予定していた街コンが中止になった!」
「街コンは中止になる事なんてあるの?」
初めて街コンに行く人や、まだ数回しか街コンに参加したことのない人からよく聞く質問です。
街コンは予定はしているものの、やむを得ず主催者の判断で中止になってしまう事があります。
それでは、一体どんな理由で街コンは中止になるのか?という点を説明していきたいと思います。
目次
街コンが中止になる理由とは?

人数が集まらなかった
街コンは何年か前には100人もの男女があるなど、盛り上がりをみせたイベントでしたが、現在はおよそ半分以下の人数が集まれば良いほうです。
業界自体が全盛期に比べて縮小気味となっている事もあり、主催者が想定する開催人数に満たない街コンも頻繁に見受けられるようになりました。
街コンは男女の出会いの場ですから、男女が集まらない事には街コンを開催する意味がありません。
少人数でも開催する街コン会社もありますが、人数が少ない街コンは主催者側が赤字になります。
様々な条件をふまえた結果、人数が集まらない街コンは主催者の判断で中止の決定がされます。
参加者の中には「せっかく予定をあけていたのに中止にしないで!」と感じる方もいるでしょう。
街コンのために色々な用意をしたのに、とやりきれない気持ちになるのも共感をします。
しかし、主催者側も申込者の都合を重々承知の上で、それでは仮に3人しかいない街コンでも「来てよかった」と思えるか、という懸念もあります。
申込む側としては残念な中止の決断ですが、主催者側として自信をもって街コンを開催できない、と判断した結果の中止であることは確かだと思われます。
天候不良・災害の関係
人数が集まっている街コンでも、天候不良や災害の関係で主催者が中止を決めることもあります。
まず天候不良ですが、主に屋外で行う街コンの場合に影響を受けます。
多少の雨風であれば雨天決行をすることもありますが、台風や交通機関の麻痺等が予想される悪天の場合、その限りではありません。
災害も同じく、日常生活に被害が出る程の自然災害が発生した場合は自粛のような形で中止になる事もあります。
中止の連絡は申込者全員に必ずありますが、不安な時は事前に主催者へ連絡をして確認しましょう。
キャンセルによる男女比の崩れ
街コン主催者は参加者を集客をする上で男女比を重視しています。
男女の比率があっていればいる程、参加者の満足度が高くなりやすいからです。
しかし、集客をしている中でも申込者からのキャンセルによる男女比の崩れが起きてしまいます。
順調に男女比をそろえていた街コンでも、参加者からの相次ぐキャンセルを受けてしまうと欠員の穴埋めが間に合わず、やむを得ず中止をするケースもあります。
このケースは街コンの開催日がせまった時に起こりやすく、開催日までの短い期間でキャンセルが出た欠員を集客できないと判断した結果になります。
キャンセルについては街コン自体の質を下げる原因にもなるため、街コンに申し込む際はキャンセルは控えましょう。
キャンセルについてはこちらでも詳しく記事になっています。
会場が利用できなくなった
街コンの会場は主催者が経営する自社ラウンジか、一般の飲食店を借りて開催するかのどちらかになります。
街コン中に食事の用意をしている企画の場合、大半が飲食店を借りてのイベントになります。
この食事を用意している街コンの際、まれに飲食店と主催者のトラブルで街コンが中止になってしまうケースがありました。
主に飲食店側が急遽店を開けられなくなった、主催者がいとの予約の行き違い等、理由は様々です。
ただし、このケースの場合は「店舗が変更になる」という対処方法で開催までいきつく事がほとんどです。
それでも主催者側が当初の店舗が利用できなくなり、変更先の飲食店も見つけられないとなった時に、ようやく中止の決定をしています。
このケースはあまり遭遇しませんが、稀にあるレアケースでの中止の一例でした。
街コンが中止になるかどうかの見極め方
中止の連絡が無ければ「開催」します!
主催者から中止の連絡が無ければ「開催」します。
天候不良や交通機関の麻痺などが起こり、街コンの開催可否が曖昧な状況の場合でも、中止連絡が無ければ「開催」と思って良いでしょう。
申込者によっては当日の交通機関のトラブルにより、会場まで行けない状況になってしまう可能性もあります。
そうなった場合は、主催者へ問い合わせしましょう。
主催者判断で「開催」と決まっているときは、残念ながら返金等は期待できないかもしれません。
しかし、中止か検討中の場合であれば、相談してみる価値はあるでしょう。
天候不良で交通機関も一部運休しているのに中止しないのは何故?
大型の台風や、一部電車の運休が起きていても街コンを開催することもあります。
これは街コン業界の裏話になりますが、街コン主催者は申込者を集客するためにポータルサイトにイベントを掲載をしています。
この掲載料が何万円とする地域があったり、街コン主催者とポータルサイトの間で高額な手数料が発生しています。
そのため、一部電車の運休で街コン自体を中止にしてしまうと、街コン主催者はポータルサイトに高額な手数料を取られ、利益がゼロという悲惨な末路になります。
ひとつの街コンを中止するということは、街コン主催者だけが損害を抱えることになりますので、苦肉の「開催」続行となるのでしょう。
それは街コン会社の都合だ!と思われるのもごもっともです。
しかし、これだけはハッキリ言えますが、現状の街コン業界で天候不良や一部電車運休のたびに中止をしている街コン主催者が登場した場合、半年経たずに会社ごと消滅するでしょう。
これは街コン会社と、街コンイベントを掲載するポータルサイトの手数料の条件などが緩和されない限り、続く問題点になると思われます。
街コンが中止になったら返金はしてもらえるの?
主催者都合の中止は返金してもらえる
主催者側が中止と決めた街コンは、主催者側の都合となりますので申込者の参加費は全額返金が基本となります。
そもそも街コンが中止になるのであれば、強制的に不参加となりますので、参加費というものが不要です。
既に支払いを済ませている申込者には主催者より返金の連絡があります。
返金方法は申込者の支払い方法や、申し込みをしたサイトにより異なりますので、返金方法についての連絡をよく確認しましょう。
返金はすぐにしてもらえる?
基本的に1週間以内の対応になることが予想されますが、申込者の支払い方法や、申し込みをしたサイトによって返金方法が異なるため、一概に返金期間を予想できません。
中止の際に届く返金方法の連絡を確認し、それでもわからない場合は主催者へ直接連絡をしましょう。
そして必ず返金が完了したか、忘れずに必ず確認をしてください。
当日に中止になることもある?
トラブルがあった場合、当日の中止もあり得ます。
当日に中止の可能性なんてあるの!?と驚かれる方が多いと思います。
しかし残念ながら、前述した【街コンが中止になる理由とは?】に書いた申込者からのキャンセルや店舗側とのトラブル、天候不良などが起こった場合は急遽中止の判断を決めることもゼロではありません。
当日に気持ちが変わってしまったり、都合があわなくなってしまう申込者は珍しくありません。
そのため、街コン会社のHPでは当日の中止の可能性について一部記載をしています。
パーティーの開催においてご参加人数や会場の都合により中止と判断した場合は、開始時刻の90分前までに、ご登録の電話番号またはメールアドレスへご連絡いたします。
電話番号を宛先にしてメッセージ(SMS)をお送りすることもございます。また、天候等自然災害の場合も中止と判断する事もございます。その際も当日開催するか判断させていただき、中止の場合はご連絡いたしますのでご安心ください。
PARTY☆PARTY
基本的には全てのパーティーにおいて、開催を前提に集客を行わせていただいております。ただし、参加者の皆様にご満足いただけない開催内容になると判断した場合、止むを得ず開催中止という措置を取らせていただく場合がございます。
その場合は、返金もしくは別パーティーへの変更をご案内させていただいております。その場合は予約時にご登録のメールアドレスへ開催2時間前までにお知らせをお送りさせていただきます。
ルーターズ
当日にもし開催が不安になった場合は主催者へ確認をすることをオススメします。
また、上記の当日の中止判断の時間を見ると、なるべく近い地域への街コンに参加したほうがより安心と思えます。
街コンの中止は当日でもありえる!不安なら問い合わせを
街コンの中止は当日でも起きてしまう可能性があることが、わかっていただけたかと思います。
当日まで気が抜けないとなると、どうしても心配になってしまいますので事前に人数の問い合わせや、主催者に当日連絡をしてみる方法もあります。
また自宅より離れた地域での街コンに参加する場合はイベント内容をよく確認し、主催者のHPの中止についての記述にも目を通しておきましょう。